2015年9月13日日曜日

iPhoneなどをiOS 9にアップデートすると格安SIMが使えなくなる!?従来のAPN Payload廃止でNTTドコモ回線のMVNOでもデータ接続不可にーー各社が続々と新しいAPN構成プロファイルを公開

いやーそのうちmineo(docomoコース)か、6s買ってしばらくしたら、OCN モバイル ONEか、楽天モバイルあたりにMNPして節約しようかと模索中w もしくはAppleストアでSIMフリー版買った方がいいのかな??で使おうと思ってたんですが・・・・。本当にこのプロファイルだけで安定的に使えるんでしょうか?少し不安ですw

格安SIMを使ってる場合にiOS 9へのアップデートで注意!

Appleが発表した新しいスマートフォン(スマホ)「iPhone 6s」や「iPhone 6s Plus」が話題ですが、この2機種にもプリインストールされており、既存の「iPhone 4S」以降、「iPad 2」以降、第5世代iPod touch以降にて無料でアップデートできるのが最新プラットフォーム「iOS 9」です。


iPhone 6sなどが発表されたイベントではiOS 9が9月16日に既存機種向けに提供開始されることも明らかにされました。既存の「iOS 8」からは比較的マイナーチェンジという印象で、音声ナビゲーションサービス「Siri」の改善や次の操作を予測してナビゲーションしてくれる「Proactive Assistant」、新しい標準機能にノートアプリ「Notes」やニュースアプリ「News」が追加され、細かな改善としては効率化によるバッテリー駆動時間の延長などのさまざまな変更があります。



そんなiOS 9ですが、昨年のiOS 8の提供開始で「mineo(マイネオ)」が使えなくなったように、今年のiOS 9ではNTTドコモ回線を使った多くの仮想移動体通信事業者(MVNO)によるサービスが使えなくなる可能性が出てきました。



といっても、今回は対応策がすでに判明しており、きちんと対応すれば継続して使えると思われるので、そのあたりの状況を紹介したいと思います。



少し前から"格安SIM"とも呼ばれて話題になることも多くなったMVNOですが、現在はその多くがNTTドコモ回線を使ったサービスとなっており、OCN モバイル ONEやIIJmio(みおふぉん)、DMM mobile、楽天モバイル、BIGLOBE SIM、So-net PLAY SIM、NifMo、ぷららモバイルLTE、b-mobile(日本通信)、U-mobile、FREETEL SIMなど多数あります。


一方、昨年問題になったmineo(現在のmineo「aプラン」)はau回線を用いており、こちらはUQ mobileとその派生サービス、IIJの法人向けIIJモバイルサービスと一部のみで、以前に紹介したようにIIJによってiOS 8以降でも使えるようになりました(ただし、mineoでは動作の安定性が確保できない場合があるとして現在でもiOS 8以降では公式には非対応)。



そして、今度はiOS 9にすると上記のNTTドコモ回線を用いたMVNOでもデータ通信ができなくなる可能性が出てきました。原因としてはau回線のMVNOをiOS 8以降でも使えるようにする話で出てきたiOSのAPNを設定する際に利用する構成プロファイルにおいてiOS 6以前から利用されている「APN Payload」が廃止されるのではないかという点。



現在、開発者向けおよび一般(パブリック)向けに提供されているiOS 9のベータ版においてAPN Payloadが廃止されたのか、NTTドコモ回線のMVNOで使えなくなっているとのことです(パブリックベータではiOS 9 beta3から)。



もしかしたらiOS 9の正式版では問題ないかもしれませんが、構成プロファイルを調査したIIJではiOS 8のときにもAPN Payloadが廃止されるという話があったとしており、より新しいiOS 7から導入された「Cellular Payload」に切り替えていくことからiOS 9で廃止されてもおかしくはありません。



実際にNTTドコモ回線のMVNOが使えなくなったiOS 9のベータ版でもAPN構成プロファイルをCellular Payloadに切り替えると使えるようになります。



IIJが提供するIIJmioではすでにiOS 6以前はAPN Payload、iOS 7以降はCellular PayloadのAPN構成プロファイルを利用するように案内( https://www.iijmio.jp/hdd/devices/config.jsp )しており、さらに直近ではビッグローブがBIGLOBE SIMにおいてiOS 7以降ではAPN構成プロファイルをCellular Payloadのものに再インストールするようにお知らせ( http://support.biglobe.ne.jp/news/news473.html )しています。



さらに、IIJが仮想移動体サービス提供者(MVNE)をしているDMM mobileでも公式TwitterアカウントにてiOS 9対応APN構成プロファイル(Cellular Payload)を公開したと投稿( https://twitter.com/DMM_mobile/status/641862282406985728 )しているほか、最大手のOCN モバイル ONEでもiOS 7以降を対象に新しいCellular Payload形式でのAPN構成プロファイルを公開( http://www.ocn.ne.jp/info/announce/2015/09/10_1.html )するなどしています。



この他、au回線で問題があったこともあり、9月1日にサービスが開始されたmineoのNTTドコモ回線の「dプラン」ではすでにCellular PayloadによるAPN構成プロファイルを公開( https://support.mineo.jp/setup/guide/ios_network.html )しています(ただし、mineoではiOS 9で使えるかどうか動作確認後にアップデートするように案内しています)。



というわけで、すべてのMVNOを調査してはいないですが、iOS 9の正式版で仮にAPN Payloadが廃止された場合に多くのMVNOで従来のAPN構成プロファイルのままではiOS 9ではデータ通信ができなくなる可能性があります。



そのため、使えなくなるのが困るというような人は、ひとまず、iOS 9への早急なアップデートは待ったほうが良いでしょう。幸いなことに、今回は対処方法がわかっていますので、APN Payloadが廃止された場合でも各MVNOが新しいCellular PayloadによるAPN構成プロファイルを提供するかと思われます。



また、どうしても使っているMVNOがCellular PayloadによるAPN構成プロファイルをなかなか公開してくれない……というような場合にはあんのーん氏がCellular PayloadによるAPN構成プロファイルを自分で作成するWebツール「iOS用APN構成プロファイルジェネレーター(β)」( https://bsjp.info/apngen )を公開してくれていますので、自己責任で使ってみるというのもありかと思われます。




引用元 http://s-max.jp/archives/1673454.html

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